OTAアップデート機能
本格的IoTでは必須の遠隔ファームウェアマネジメント機能
継続的なシステムの改善でデジタルトランスフォーメーションを現実のものにします。
特長
ファームウェアの遠隔アップデート
IoTシステムでは必ず遠隔地に配置されたデバイスが使われますが、デバイス展開時に使われたファームウェアがそのままで良いというケースはまずありません。システムの不具合対応、セキュリティホールの修正、そしてシステムの機能アップなど、システム運用開始後にも継続的にファームウェアの更新が必要です。OTAアップデート機能はこれらのニーズを満たす、遠隔ファームウェアのアップデート機能です。
運用フローを考慮したマルチ・チャンネル機構
ファームウェアのリリースはリスクを伴うものです。入念なリリースプロセスの構築が必須です。新しく作られたファームウェアは社内テスト、小規模のリリース、BETAリリースなどのステップを踏んで実際に利用されているユーザーの手元へとリリースされるべきです。MODE OTAアップデート機能は、これらのフローをチャンネル機構を利用して実現しています。
実運用の経験から生まれたバンドル・コンポーネント機構
実際に使われるIoTシステムでは、ファームウェアが複数のコンポーネントから構成されることがよくあります。デバイスで使われている通信チップのファームウェアやA/B面のファームウェアなど、複数のコンポーネントを束ねた「バンドル」を使って複雑なファームウェア更新のマネジメントが容易に可能となります。
様々なプラットフォームのファームウェアアップデートに対応
MODE OTAアップデート機能はクラウド側のアップデートサーバーマネジメント機能とクライアント側で構成されています。すぐに利用可能なLinux版のみならず、Google Play Storeのアプリアップデートが使えないAOSP環境でのアプリケーションアップデートや、マイクロコントローラーのファームウェアアップデートなどへの利用の実績もあります。
アップデートマネジメント機構
カスタマーサポートツールなどからサポート対象のお客様の利用しているファームウェアのバージョンの取得、ファームウェアアップデートのトリガ、リリースチャンネル変更などがAPIから可能です。これらのAPIでテクニカルサポート業務の効率化を実現します。
本格的なデータ取集システム構築に最適
MODEゲートウェイは、本格的なデータ収集システムを構築するためのMODEコンポーネントの一つです。他の様々なコンポーネントと連携して企業のデジタルトランスフォーメーションを短期間に確実に実現します。